子どもが2ヶ国語ちゃんぽんで話している

国際結婚家庭では、子どもが二ヶ国語のちゃんぽんで話してしまうことが、度々あります。心配されている親御さんも、多いことかと思います。

まず結論から言えば、子どもがちゃんぽんで話したときは、親が正しい言葉でやさしく「言いなおしてあげる」のがいいでしょう。

日本語の文の中に外国語の単語が混じる、というのは、子どもがまだ足りない語彙を一生懸命補おうとしている、ということです。逆に日本語の語彙や文法を習得させるチャンスと考えて、子どもが萎縮しないように優しく教えてあげてください。

ただ、間違いを恐れるあまり話せなくなってしまう、という事例もあるようですから、そこはご注意を。

逆にちゃんぽんでも親が理解できてしまうからと、そのまま放置してしまうと、大きくなるとともに修正が難しくなります(言語学では「化石化」と言ったりします)。日本語ももう一つの言葉も中途半端になってしまう・・・これが一番避けなければならないことなので、面倒でもやさしく丁寧に直してあげてください。

関連記事

  1. 国際結婚の子供はバイリンガルになるか?
  2. 子どもが日本語に拒否反応を示す・・・
  3. 家庭内では何語で話す・・・
  4. 兄弟間で話す言葉が、日本語ではない・・・
  5. 子供の言葉が遅い・・・

コメントをどうぞ






TOPPAGE  TOP 
RSS2.0