子供の言葉が遅い・・・

子供が言葉を話し始めるのが遅い・・・。そういう悩みや心配を持つ、国際結婚夫婦はたくさんいます。あなたも、そうかもしれませんね。

例えば両親が日本人で、かつ日本で暮らしていれば、ごく平均的な言葉の発達時期は、1歳半~2歳で「パパ」「ママ」「ワンワン」etcの単語、2歳~3歳で「ワンワンと遊ぶ~!」「アイス食べたい。」などの極々簡単な文章、ぐらいのようです。

そういう情報をみて、「うちの子は3歳にもなるのに、まだちゃんと話せない」「カウンセラーに相談したほうが良いのか・・・」と心配になるのは、無理のないことです。

が、結論から言えば、あまり心配しなくてもいいです

両親の母語が違う場合、両親の話している事は理解できても、自分から言葉を話すのには他の同年代の子どもよりも時間がかかる事が多い、という現象が観察されています。

それに言語学的に観察するまでもなく、普通に考えても、二つの言葉を覚えなければならない、という負荷があるのですから、子供が話し始める時期が遅くなるのも無理のないことです。

まずはあせらずに、温かい目で子供の言葉の発達を見守ってあげることが大切です。一番よくないのは、ほかの子と比べて、親が落ち込んだり不安になったりすることですね。

うちの子も、ご多分に漏れず言葉は遅かったです。上の娘は現在6歳で、2ヶ国語をかなり上手く話しますが、簡単な文章で話せるようになったのは、4歳後半、5歳に近いぐらいでした。

下の息子は現在2歳ですが、「パパ」「ママ」など、ごく簡単な単語、一語文しか話せません。

言葉は遅くても、今はインプットの時期と心得る。心配するより大切なことは、たくさん話しかけたり絵本を読んだりしてあげることです。

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