家庭での会話

国際結婚をして、海外に住んでいるファミリーの方・・・。私もそうなのですが、家庭での会話は、何語を使っているでしょうか。

バイリンガル教育の基本は、父親は父親の母語で、母親は母親の母語で、それぞれ子どもと話しをすることだと言われています。

基本的にこれには、私も全く異論はありません。が・・・それでは、やはり在住国の言語(父親の母語か母親の母語かはわかりませんが・・・)のほうがずっと優勢になるのは、多分避けようがありません。

我が家では日本語が劣勢言語なのですが(笑)、少しでも子どもの日本語の会話力を向上させるために、母親との会話を、再度日本語にして繰り返すようにしています

どういう事かと言いますと・・・。

例えば、母親と子どもの間で以下のような会話が交わされていたとします。

「あのね、あしたハンちゃんの誕生日なんだって。だからプレゼント買って、ママ」
「何がいいの?」
  (以上ベトナム語)

するとすかさず、私が口をはさみ・・・

「なになに、誰の誕生日なの?」
「あのね、ハンちゃんの誕生日。」
「幼稚園の友達?」
「うん、そう。」
「プレゼントは何あげるの?」
「あのね・・・」
  (以上日本語・・・)

こんな按配です。

こんな努力のおかげか、会話力に関しては、日本語も結構いいレベルにいっていると思います。

もちろん劣勢言語(?)を話すほうが、パートナーの母語を勉強していなければならないわけですが、子どもにバイリンガルとなるための試練を与える(笑)以上、親もそれ相応の努力をすべきだと思うのですが、いかがでしょうか。

関連記事

  1. 同年代の子どもとの会話
  2. 読み聞かせ
  3. 読み聞かせの方法
  4. インターネットの利用
  5. 音読の効果

コメントをどうぞ






TOPPAGE  TOP 
RSS2.0