海外で暮らす子どもの日本語の特徴
海外で暮らす子どもの日本語の特徴について、アメリカで現地校と補習校両方で学んでいる子どもたちの言語力が調査されています。
その調査によると、"一般的に"(個人差がもちろんある、という意味です)、海外に出た年齢が低ければ低いほど、また外国に長くいればいるほど、日本語力が落ちるという結果が出ています。
ただしこの『日本語力が落ちる』とは、日本語がだんだん下手になるということではありません。
子どもの日本語力は、補習校などで学んでいる(又は親がきちんと教えている)限り、少しずつ伸びていきます。ただ、その上達速度が遅いので、日本の同年代の子どもたちと比べるとどんどん差がつき、結果として「下手になっていく」ように見えてしまうわけです。
ここからは私個人の考えですが、前項『バイリンガルとは』で「読む・書く・聞く・話すの4技能全てにおいて完璧なバイリンガルになれる人は、ほとんどいない」と書いたとおり、2ヶ国語ともに完璧を目指す(目指させる)のは、子どもには酷であると思います。
メインとなる言語をどちらかに決め、その言語についてネイティブレベルになることを目指すのが、まずは適当な目標だと思うのですが、いかがでしょうか。
その調査によると、"一般的に"(個人差がもちろんある、という意味です)、海外に出た年齢が低ければ低いほど、また外国に長くいればいるほど、日本語力が落ちるという結果が出ています。
ただしこの『日本語力が落ちる』とは、日本語がだんだん下手になるということではありません。
子どもの日本語力は、補習校などで学んでいる(又は親がきちんと教えている)限り、少しずつ伸びていきます。ただ、その上達速度が遅いので、日本の同年代の子どもたちと比べるとどんどん差がつき、結果として「下手になっていく」ように見えてしまうわけです。
ここからは私個人の考えですが、前項『バイリンガルとは』で「読む・書く・聞く・話すの4技能全てにおいて完璧なバイリンガルになれる人は、ほとんどいない」と書いたとおり、2ヶ国語ともに完璧を目指す(目指させる)のは、子どもには酷であると思います。
メインとなる言語をどちらかに決め、その言語についてネイティブレベルになることを目指すのが、まずは適当な目標だと思うのですが、いかがでしょうか。
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